京都三条ラジオカフェとは

京都三条ラジオカフェは、2003年3月31日に日本で初めてNPO法人運営により開局した放送局です。
番組を放送する市民は「番組オーナー」となり、3分1,650円から時間に応じた「放送利用料」を負担することで、市民が自由なテーマで放送できる放送局を実現しています。番組オーナーは個人や企業から各種団体、大学、学生など多様な団体・市民に広がっています。
この20年で制作された番組数は2000本を超え、各番組が毎日/毎週/隔週など、それぞれの放送スタイルで自由な情報発信を行ってきました。

コミュニティFM放送局を取り巻く課題

「コミュニティFM放送」とは、1992年に放送法の一部改定によって制度化された市区町村をエリアとする小出力(20ワット以下)のFMラジオ局です。
「地域の特色を生かした番組や地域住民が参加した番組を提供することで地域情報の発信拠点として、豊かで安全なまちづくりに貢献する放送局」と位置づけられており、現在は全国で373局が開局しています。
とても重要なメディアですが、資金調達の困難さや人材不足、情報発信手段の多様化などによって、昨今、閉局が相次いでいます。
例に漏れず、当局でも同様の課題があり、存続のために何ができるかを日々考えながら運営しています。

存続への思い

ラジオにはさまざまな特色がありますが、中でも、コミュニケーションの橋渡しができるという点が魅力的だと思います。

「生活者の声が、誰かに届く。

届いた誰かに、何か生まれる」

そんな循環ができたらと願っています。

いろんな情報を取捨選択できる時代だから、「生活している人の声を聴く / 発する」機会は大切なのではないかと思います。

これからも皆さんの声を波に乗せてお届けできたらうれしい限りです。

ご支援・ご寄付のお願い

20年間の感謝を込めて、そしてこれからも共に歩んでいくために、グッズのご購入・ご寄付のご協力をどうぞよろしくお願いいたします。